
サプリメントの選び方の基本|成分・品質・続けやすさ
サプリメントは種類が多く、「どれを選べばいいのか分からない」と感じる方も多いはずです。選ぶときの基本となるのは、「目的と成分」「品質と安全性」「続けやすさ」の3つの視点。この3点をおさえておくと、自分に合ったサプリメントを選びやすくなります。
この記事では、サプリメントとは何かという基本から、選び方の3つの視点、安全に使うための注意点まで、わかりやすく解説します。
※本記事は一般的な情報をまとめたものであり、特定の病気の治療・予防や、特定商品の効果を示すものではありません。お薬を服用中の方や治療中の方は、医師・薬剤師にご相談ください。
サプリメントとは
サプリメントは、普段の食事で不足しがちな栄養素を補うための「食品」です。薬とは目的も役割も異なり、病気を治すためのものではありません。
あくまで、毎日の食事を基本としたうえで、足りない部分を補うのがサプリメントの役割です。「サプリを飲んでいるから食事は適当でよい」ということにはなりません。まずはバランスのよい食事を心がけ、それでも不足が気になる部分を補う、という位置づけで考えるのが基本です。
この前提をふまえたうえで、サプリメントを選ぶときの3つの視点を見ていきましょう。
サプリメント選びの3つの基本
サプリメントを選ぶときは、「目的と成分」「品質と安全性」「続けやすさ」の3つの視点で見ていくと整理しやすくなります。

一つずつ、詳しく見ていきます。
① 目的と成分で選ぶ
まず、「何を補いたいのか」という目的を考え、それに合った成分を選びます。目的があいまいなまま選ぶと、自分に必要のないものを選んでしまうこともあります。
成分を選ぶときに大切なのが、「成分の種類と配合量が、きちんと表示されているか」です。サプリメントは、原材料はすべて表示する決まりがありますが、それぞれの量までは表示義務がありません。だからこそ、補いたい成分の量がはっきり書かれている製品を選ぶと安心です。量を表示しているということは、その量を保証しているということでもあり、品質への自信の裏付けにもなります。
なお、原材料欄に健康によさそうな素材がたくさん並んでいても、それぞれがごく少量しか入っていない場合もあります。「種類の多さ」より「必要な成分が必要な量入っているか」を見るのがポイントです。
② 品質と安全性で選ぶ
毎日口にするものだからこそ、品質と安全性は重要な基準です。品質を見極める一つの目安になるのが、「GMP」という製造基準です。
GMP(Good Manufacturing Practice=適正製造規範)は、原料の受け入れから最終製品の出荷まで、製造の全工程で品質と安全性を管理する基準です。GMP認証を受けた工場で作られた製品には、パッケージにGMPマークが付けられることがあります。このマークは、「きちんとした管理体制で作られている」一つの目印になります。
このほか、国内の工場で製造されているか、原材料の品質や安全性に関する情報が示されているか、全成分が表示されているか、なども品質を判断する材料になります。
③ 続けやすさで選ぶ
サプリメントは、続けてこそ意味があるものです。無理なく続けられるかどうかも、大切な基準です。続けやすさは、主に「価格」と「飲みやすさ」で考えます。
価格を比べるときは、製品全体の値段ではなく、「1日あたりの価格」で比べると分かりやすくなります。容量が製品ごとに異なるためです。また、粒の大きさや1日に飲む粒数など、飲みやすさも続けやすさに関わります。毎日のことなので、生活に無理なく取り入れられるかを考えて選びましょう。
安全に使うために
サプリメントを安全に使うために、いくつか知っておきたいことがあります。まず、サプリメントは成分が濃縮されているため、たくさん摂ればよいというものではありません。製品に記載された1日あたりの摂取目安量を必ず守りましょう。
また、お薬を服用している方や治療中の方は、サプリメントとの飲み合わせに注意が必要です。パッケージに飲み合わせの記載がなくても、相互作用がないとは限りません。利用する前に、医師や薬剤師に相談すると安心です。さらに、体質に合わないと感じた場合は、無理に続けず使用を中止してください。成分について相談できる窓口があるメーカーだと、より安心して続けられます。
成分別の選び方も参考に
それぞれの成分には、選ぶときの個別のポイントもあります。当サイトでは、成分ごとの解説記事もご用意しています。
たとえば、コエンザイムQ10の選び方は別記事「コエンザイムQ10サプリの選び方」で、含有量・タイプ・続けやすさの観点から詳しく解説しています。このほか、「EPA・DHAとは?」「アスタキサンチンとは?」「ピクノジェノールとは?」など、成分ごとの基礎知識もあわせてご覧ください。
まとめ
サプリメントを選ぶときは、「目的と成分」「品質と安全性」「続けやすさ」の3つの視点で見ていくと整理しやすくなります。補いたい成分が必要な量入っているか、GMPなど品質管理がしっかりしているか、無理なく続けられる価格・飲みやすさか——この3点をおさえて選びましょう。
そして何より、サプリメントは食事を補うもので、薬ではないという基本を忘れないことが大切です。バランスのよい食事を土台に、目安量を守り、必要に応じて医師・薬剤師に相談しながら、自分に合ったものを上手に取り入れていきましょう。
本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、特定の疾病の診断・治療・予防を目的としたものではありません。健康状態に関する判断は、医師等の専門家にご相談ください。




