健康食品とのつき合い方|量・続け方・期待の持ち方

健康食品とのつき合い方|量・続け方・期待の持ち方

健康食品やサプリメントを取り入れている方は多いですが、その「つき合い方」を意識したことはあるでしょうか。上手につき合うための基本は、「適量を守る」「無理なく続ける」「過度な期待をしすぎない」の3つ。そして何より、健康食品はあくまで食事を補うものだという前提を忘れないことです。

この記事では、健康食品との上手なつき合い方を、量・続け方・期待の持ち方という3つの視点から、わかりやすく解説します。

※本記事は一般的な情報をまとめたものであり、特定の病気の治療・予防や、特定商品の効果を示すものではありません。お薬を服用中の方や治療中の方は、医師・薬剤師にご相談ください。

健康食品は「補助」が基本

健康づくりの土台は、「栄養バランスのとれた食事・適度な運動・十分な休養」です。健康食品は、その土台を補う補助的なものだと考えるのが基本です。

これは、国の機関も繰り返し伝えている考え方です。食事の偏りや生活の乱れを、健康食品だけで解決しようとするのは難しいものです。まずは食事・運動・休養という土台を整えること。そのうえで、どうしても不足が気になる部分を補うために健康食品を利用する、という順番が大切です。

健康食品は「食品」であり、薬ではありません。病気を治したり予防したりするためのものではない、という点をおさえておきましょう。

健康食品とのつき合い方、3つのポイント

健康食品と上手につき合うために、「適量」「続け方」「期待の持ち方」の3つを意識しましょう。

健康食品とのつき合い方の3つのポイント(適量を守る・無理なく続ける・過度に期待しない)を示す図

一つずつ見ていきます。

① 適量:目安量を守る

健康食品は、たくさん摂れば摂るほどよい、というものではありません。製品に記載された1日あたりの摂取目安量を守ることが基本です。

「効果を高めたいから」と自己判断で量を増やすのは避けましょう。特に錠剤やカプセルのタイプは、特定の成分が濃縮されているため、過剰摂取になりがちです。特定の成分を必要以上に摂ると、かえって体に負担をかけてしまうこともあります。「食品だからたくさん摂っても大丈夫」という考えは、思わぬ健康被害につながることもあるため注意が必要です。

② 続け方:無理なく、体調を見ながら

健康食品は、無理なく続けられる範囲で取り入れるのが基本です。続けることを目的にしすぎて、負担になってしまっては本末転倒です。

取り入れてみて、体質に合わないと感じたり、体に変化を感じたりした場合は、無理に続けず、いったん使用を中止してください。また、いくつもの健康食品を同時に取り入れると、同じ成分を重複して摂ってしまうこともあります。あれもこれもと増やすのではなく、本当に必要なものを見極めて、シンプルに続けるのがおすすめです。

③ 期待の持ち方:魔法ではない、と知っておく

健康食品に、過度な期待をしすぎないことも、上手なつき合い方の一つです。「これを飲めばすぐに元気になる」「これさえあれば大丈夫」といった魔法のような効果を期待するのは、現実的ではありません。

健康食品は食品であり、薬のように「何日で効く」といった性質のものではありません。日々の食事を整える一環として、長い目で取り入れていくものです。広告などで効果を強くうたう情報を見かけても、うのみにせず、冷静に判断することが大切です。健康への近道を求めるより、食事・運動・休養という土台を大切にする——その姿勢が、結局は健康への確かな道になります。

安全につき合うために

健康食品を安全に取り入れるために、いくつか知っておきたいことがあります。まず、お薬を服用している方や治療中の方は、健康食品との飲み合わせに注意が必要です。思わぬ相互作用が起こることもあるため、利用前に医師・薬剤師に相談してください。

また、体に不調を感じたときは、すぐにかかりつけの医師に相談しましょう。その際、健康食品やサプリメントを摂っていることを、きちんと伝えることが大切です。成分について調べたいときは、国(国立健康・栄養研究所)が運営する「健康食品」の安全性・有効性情報のデータベースなど、信頼できる情報源を活用するのもおすすめです。

まとめ

健康食品と上手につき合うコツは、「適量を守る」「無理なく続ける」「過度な期待をしすぎない」の3つです。そして、健康づくりの土台はあくまで食事・運動・休養であり、健康食品はそれを補う補助的なものだという基本を忘れないことが大切です。

魔法のような効果を求めるのではなく、日々の生活を整える一環として、無理なく、安全に取り入れていきましょう。選び方の基本については、別記事「サプリメントの選び方の基本」もあわせてご覧ください。
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本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、特定の疾病の診断・治療・予防を目的としたものではありません。健康状態に関する判断は、医師等の専門家にご相談ください。